すでにいろいろなブログでアナウンスされているようですが、昨日リリースされたSecond Lifeのビューアのリリース候補バージョンであある1.23(RC0)に、以前からテストされていた「影レンダリング」のコードがマージされたようです。
ただし、レンダリング部分のコードがマージされただけで、設定画面(shadow viewerなどでは設定ダイアログから影をONにできる)は以前のままなので、影レンダリングをONにするにはデバッグセッティングを操作する必要があります。
これで画面が切り替わって、影が表示されるようになります。
※2.の前に一度RenderDeferredをTRUEにしないといけない場合もあるようです。
※ GeForce8800以降のグラフィックカードが必要ですが・・・。
まだまだFPSが低かったり、 スナップショットがちゃんと保存されなかったり、ビューアが重くなったりと、実用には遠いのですが、レンダリングコードがRCにマージされたことで、「未サポートだけど手軽に試せる」くらいの位置まで影レンダリングが近づいて来たんじゃないでしょうか。
ちなみにDebug Settingsを見ていると、RenderDeferred以外に、RenderDeferred~という設定がいくつかありますね。これらも後でいじってみたいと思います。
■カメラから離れた位置のオブジェクトの影
デフォルトの影設定では、遠方の影が描画されないんですよね。これについて以前あれこれDebug Settingをいじったところ、「RenderShadowClipPlanes」をいじるとカメラから離れたオブジェクトの影も描画されるようになったので、その違いを以下にメモしておきます。
1.デフォルト設定:中距離
RenderShadowClipPlanesのデフォルト設定は、X,Y,Z = 4.000, 8.000, 24.000 です。比較的カメラに近いオブジェクトの影のみが描画されます。
カメラを引くと、影が消えてしまいます。
Debug Settings の RenderShadowClipPlanes を、X, Y, Z = 4.000, 4.000, 24.000 に変更します。
手前の岩の影が表示されましたが、中央奥の手裏剣の影が出ていません。
次は X, Y, Z = 2.000, 2.000, 24.000 にしてみます。
奥の手裏剣の影も表示されました。(少し影が濃くなっています)
※ただし、影の輪郭がかなりぼやけたものになります。
■影SS用のflickrグループ
さて、SS撮影の好きな方がSecond Lifeにはたくさんいらっしゃると思いますが、影付きの SSを撮影されてflickrにアップロードされた場合は、是非影ビューア用のflickrグループにも投稿してください。
関連エントリ:
- Kirstensビューアーと影
- リアルタイムな影のつづき
- Second Life にリアルタイムな影がやってくる?
wiki.secondlife.comの中で、3月の末あたりで一気にページが更新されて、本日
「development on this branch is begin done~」
という更新が行われた「HTTP Textureプロジェクト」というものがあります。
-PWiki 「HTTP Texture」
Wikiページの説明によると、リンデンラボではないサーバーにアップロードされたテクスチャをHTTPプロトコル経由でインワールドで使用できるようにするプロジェクトのようです。(Getting resources from any host instead of just the LL aset server とあります。)
つまり以前は「Web Texture」と呼ばれていたプロジェクトと非常に似ています。
すでにかなり実装が進んでいるようですので、ひょっとすると結構早いタイミングでRCなどに適用されるんじゃないかなと楽しみにしています。
ただ、HTTP Textureのページにはパーミッションに関連する記述が見当たりません。もともとのWeb TextureのページにはPrivacy問題としていくつかの解決法などが書かれています。
この問題がクリアになっていないので、もしかするとまだ「内部的な実装」という位置付けであって、住人が自分のテクスチャをURLを使って指定できるようになる、ということではないのかもしれません。
まだ内容が良く分からないので、しばらくはWikiページの更新などをウォッチしていきたいと思います。
昨日、New Scriptの手裏剣カフェでだべっていたところ、とある方がいらっしゃって、次のような質問をされたのです。
「ここって、以前アスレチックがありませんでしたか?」
その場にいた一同「???」となってしまったのですが、しばらくして1つのことを思い出しました。New Script SIMは昨年のLSL Conventionに向けて有志で管理しようと、2008年8月頃に購入したのですが、それはとある企業SIMを中古で買い取ったものだったんです。
買い取る以前は、確かにクリアするとL$がもらえる、キャンプのようなアスレチックがあったんです。その場所のLM(ランドマーク)を持っていて、LMを使ってテレポートしてきたそうです。
「へー、LMってすごいですねぇ」
ということなのですが、私の中ではちょっとした疑問がわきました。なぜなら、SIMを買い取った時点でSIM名を変更していますし、SIMの座標も移動していたからです。
これは、私が普段からあまりLMを使っていないから知らなかっただけで、LMを良く使っていろいろなお店を回っている方は知っていることだとは思うのですが、LMには次のような機能があるってことになるんですよね。
後者に関しては、私の中では「LMはグローバル座標が記録されている」という程度に理解していたので、名前が変わっても大丈夫だろうとは思いますが、それだと前者のSIM座標の変更には対応できないんですよね。
つまり、LMの情報というのは、SIMの名前やグローバル座標に依存しない、何らかのID(おそらくスペースサーバー上でSIMごとに割り当てられた一意なID)と、SIM上のリージョン座標の組み合わせのようなもので構成されているということになります。
改めて見てみると、LMって高機能ですね!
同じような仕組みで、お店が移転しても使えるランドマークとか、それに付随するSLURLとか作れれば、もっと活用されそうなのに・・・。
このブログに貼り付けていた WebMap API を使用した GALONGE の地図ですが、今日になってなにやら JavaScript でエラーが表示されるようになっていました。
(↓こんなエラー)
SIM 名から SIM のグローバル座標を特定する部分でちょっと特殊な書き方をしていたのですが、そこが動かなくなってしまった?ようです。(新しい関数に置き換えられたのかもしれません)
今夜にでも調べて修正ます・・・。(New Script SIM の地図などはエラーなく表示されているようですけどね)
関連エントリ:
セカンドライフのインワールドの検索機能は Google の検索アプライアンスで実装されていますが、導入当初、少なくとも検索クエリーを受け付けるサーバーは 1 台だけだったように記憶しています。
最近、ふと思い立って search.secondlife.com を dig してみたところ、複数の A レコードが返ってきました。
とりあえず今は DNS ラウンドロビンで 10 台のサーバーが動いているようですね。
