昨日、友人のmiyaさんのところでやっている引越しオフィスアワーへ参加していたのですが、話の流れでいろいろなMMOのことや、(現実世界のオイル高騰の話題から派生して)仮想世界の中の経済?のことなどを話していました。
→引越し屋さんのSecondLife支店(?)作成奮闘記 「
5/27・引越しオフィスアワーのご報告」
そこでこのエントリにのタイトルにもあげた「仮想通貨って必要なの?」という話題ですが、この疑問に何か結論を出したということではなくて、これから私自身で、また、Second Life の中などでみなさんと、機会があれば一緒に考えて行きたいと思って今回エントリしました。
(リアルマネーと公式に交換可能な)「仮想通貨」の存在が、Second Life の特徴の1つだと思います。
このような仮想通貨が存在することで、Second Life の中のアイテムの数や種類が大きく底上げされたことは間違いないと思います。
(もちろん、売り上げ目的ではなくて、完全に自分の趣味だけで良いものを多数作っていらっしゃる方も多く存在します)
アイテムの数や種類が増えることで、Second Life の参加者たちの「楽しみ方」の選択肢も増え、結果として Second Life 全体の価値も増大したと言えるかもしれません。
しかし一方で、土地転がしやアドファーム、銀行や証券取引所、キャンプボットなどなど、リアルマネーが絡むことによるドロドロとした側面も出てきてしまいます。
このような「ドロドロ」のものにも、(直接そのモノ・ことにではなく、間接的に)何らかの価値はあると私は考えています。
例えば Second Life 内の証券取引所などは、現実世界の証券取引を体験する前に疑似的に仕組みを体験できるといった側面で、価値は十分にあります。土地ころがしにしても、それがどういうことなのかを学ぶ機会と捉えれば、価値が無いわけではないでしょう。
ここで私が「価値」と言っているのは、その行為やモノの本来の意味での「価値」であって、通貨で表される「価格」ではないことに注意してください。
価値があるからと言って、それが通貨に換算されていくらの儲けになる、という話ではありません。
つまり、土地を転がしてそれが何たるかを学ぶこと自体に価値はあっても、実際には所有している通貨は減ってしまうことがほとんどでしょう。
話がそれてしまいましたが、昨日の引越しオフィスアワーで、確か Ramona さんが「コミュニケーション媒体としての通貨」ということをおっしゃっていました。
このような意味での通貨の存在は本質的で、私が考えている理想的な世界に近い表現のように思えます。
ただ、住人にきちんとこのような考えが浸透するまでは、「通貨」というものを排除して、「価値」に対しての評価だけが正しくなされる世界、というのも良いのではないかと、最近私は考えています。
(5/29追記)
関連リンク:
- Scripter Syndrome 「
もはや犯人探しに近い感じが」
- Ramona Forcella's Day Off 「
シンプルなコミュニケーションを実現する仮想通貨」
倒したモンスターがアイテムを落とす。モンスターは制限無く出てくるのでアイテムはどれだけでも獲得可。
NPC商店にアイテムを売却。NPC商店の所持金の管理などは無く通貨を新規発行しつつどれだけでも買い取ってくれる。
時間が進むにつれ金余り状態となりレアアイテムがとんでもない金額で売買されるようになる。
普通にプレイしたらそんな金は手に入らないので(禁止されている)RMTに手を出す人が出てくる。
RMTの販売側は組織的なボット狩をする。仮想通貨の新規発行量が増えインフレが加速。
→ Second Lifeでは通貨発行は管理されているので、ボットや組織的活動は(他の問題はあるとしても)仮想通貨経済へのダメージとはならない。
はてなポイントの場合:
はてなが買い取り。現金買取は中止され他社ポイントとの交換に変更されました。
→ リンデンはリンデンドルを買い取らない。買い取りたい人との仲介を行うのみ。