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仮想通貨って必要?

2008/05/28 16:05 add to hatena hatena detail hatena detail
昨日、友人のmiyaさんのところでやっている引越しオフィスアワーへ参加していたのですが、話の流れでいろいろなMMOのことや、(現実世界のオイル高騰の話題から派生して)仮想世界の中の経済?のことなどを話していました。

→引越し屋さんのSecondLife支店(?)作成奮闘記 「5/27・引越しオフィスアワーのご報告

そこでこのエントリにのタイトルにもあげた「仮想通貨って必要なの?」という話題ですが、この疑問に何か結論を出したということではなくて、これから私自身で、また、Second Life の中などでみなさんと、機会があれば一緒に考えて行きたいと思って今回エントリしました。

(リアルマネーと公式に交換可能な)「仮想通貨」の存在が、Second Life の特徴の1つだと思います。
このような仮想通貨が存在することで、Second Life の中のアイテムの数や種類が大きく底上げされたことは間違いないと思います。
(もちろん、売り上げ目的ではなくて、完全に自分の趣味だけで良いものを多数作っていらっしゃる方も多く存在します)
アイテムの数や種類が増えることで、Second Life の参加者たちの「楽しみ方」の選択肢も増え、結果として Second Life 全体の価値も増大したと言えるかもしれません。

しかし一方で、土地転がしやアドファーム、銀行や証券取引所、キャンプボットなどなど、リアルマネーが絡むことによるドロドロとした側面も出てきてしまいます。
このような「ドロドロ」のものにも、(直接そのモノ・ことにではなく、間接的に)何らかの価値はあると私は考えています。

例えば Second Life 内の証券取引所などは、現実世界の証券取引を体験する前に疑似的に仕組みを体験できるといった側面で、価値は十分にあります。土地ころがしにしても、それがどういうことなのかを学ぶ機会と捉えれば、価値が無いわけではないでしょう。

ここで私が「価値」と言っているのは、その行為やモノの本来の意味での「価値」であって、通貨で表される「価格」ではないことに注意してください。
価値があるからと言って、それが通貨に換算されていくらの儲けになる、という話ではありません。
つまり、土地を転がしてそれが何たるかを学ぶこと自体に価値はあっても、実際には所有している通貨は減ってしまうことがほとんどでしょう。

話がそれてしまいましたが、昨日の引越しオフィスアワーで、確か Ramona さんが「コミュニケーション媒体としての通貨」ということをおっしゃっていました。
このような意味での通貨の存在は本質的で、私が考えている理想的な世界に近い表現のように思えます。

ただ、住人にきちんとこのような考えが浸透するまでは、「通貨」というものを排除して、「価値」に対しての評価だけが正しくなされる世界、というのも良いのではないかと、最近私は考えています。

(5/29追記)
関連リンク:
- Scripter Syndrome 「もはや犯人探しに近い感じが
- Ramona Forcella's Day Off 「シンプルなコミュニケーションを実現する仮想通貨

2008/05/28 16:05 add to hatena hatena detail hatena detail
1
よくあるMMOの場合:
倒したモンスターがアイテムを落とす。モンスターは制限無く出てくるのでアイテムはどれだけでも獲得可。
NPC商店にアイテムを売却。NPC商店の所持金の管理などは無く通貨を新規発行しつつどれだけでも買い取ってくれる。
時間が進むにつれ金余り状態となりレアアイテムがとんでもない金額で売買されるようになる。
普通にプレイしたらそんな金は手に入らないので(禁止されている)RMTに手を出す人が出てくる。
RMTの販売側は組織的なボット狩をする。仮想通貨の新規発行量が増えインフレが加速。
→ Second Lifeでは通貨発行は管理されているので、ボットや組織的活動は(他の問題はあるとしても)仮想通貨経済へのダメージとはならない。

はてなポイントの場合:
はてなが買い取り。現金買取は中止され他社ポイントとの交換に変更されました。
→ リンデンはリンデンドルを買い取らない。買い取りたい人との仲介を行うのみ。
2008-05-28 22:32:27 by Ichigo Mayo

2
> Ichigoさん

うまくまとまらないエントリだったので私の意図が伝わりづらかったと思いますが、今回は通貨そのものの価値について議論したかったわけではないです。

「土地の転売やアイテムの転売などをする人が出てきちゃうけど、それってどうよ?」というような意味合いでした。

(全部とは言いませんが、そのほとんどは新たに価値を生み出すことはない行為だと私は思ってます)

-----------------------

通貨そのものの価値のバランスについては、確かに安定するよう管理できているようには見えますね。
(今のところ全住人が保有しているL$に対して、毎月リンデンラボが新規発行しているL$の額は数%程度ですし)

ここ2年ほどの間は、US$とのレートがほぼ一定の範囲に収まっているので、仮想通貨経済という面では安定しているようです。


ただ、私は詳しく調べていないので私が知らないだけなのかもしれませんが、一般的なマーケットであればもう少し周期的に、または何らかの外的要因などで、レートがもっと変動するように思います。
これだけ長い期間小さな値幅にとどまっているということは、何らかの形でリンデンが市場をコントロールしているということなんじゃないかと思うのですが、どうなっているんでしょう?


また、もし今後リンデンラボに社会的信用を失うような不祥事があった場合や、その他の仮想世界の経済活動に対する大きなマイナス要因(アメリカでの何らかの法律の制定など)があれば、おそらくコントロールできないようなL$レートの下落圧力がかかるでしょうから、そのような場合には当然仮想世界内の経済にも大きな変化があるとは思います。


後は土地の取得価格や維持費あたりも経済に影響する要因でしょうけど、確か私が Second Life に参加した時期(2006年11月)あたりでプライベート SIM の取得費用・月額維持費が値上げされ、その後は価格が維持されているのが現状ですが、今後どうなるか分かりません。
(値下げするって発表があったようななかったような・・・w)
2008-05-29 08:24:04 by GOTTi

3
>「価値」に対しての評価だけが正しくなされる世界

セカンドライフの物価水準が低いので、クリエイターたちにとっては、儲けの額というものは、RLで稼ぐよりもずっと低いものであると思います。ですから、今のリンデンドルは、クリエイターたちにとっては、評価を表すものに過ぎないのではないかと思うのですが・・・。

価値に対しての評価というと、勲章みたいなものを想像してしまうのですが、そういうものもらっても、嬉しいかどうか・・・。やはりもらうのだったら、自分の欲しいものと交換できるものが欲しいなと思います。とすると、やはり、交換価値のあるもの=通貨ということになってしますのですよね・・・。

なお、為替レートが安定していることですが、LL社は、新規発行高を増減させて、為替を安定させています。また、LindeXでは、サーキットブレーカーを使って、また、一人当たりの取引額の制限を設けて、為替安定を図っています。

プライベートシムについては、4/24から、USD$1,675→USD1,000に大幅値下げしました。
2008-05-31 19:05:36 by sheila6225 Allen

4
> sheila さん

コメントありがとうございます。

私の説明がイマイチだったのが大きいのですが、「クリエイターに対して支払われる対価としての通貨」に対しては、私は否定していません。

sheila さんがおっしゃるように、その行為そのものを「評価」と受け止めることもできますし、今の Second Life の中でも上手く機能している部分であるとは思います。


私が本エントリで通貨の存在を否定したのは、「通貨そのものを”稼ぐ”行為ばかりに目がいく人たちが増える」ことにつながってしまう可能性を指しています。


また、これは特に私の周りにいるスクリプターさんたちの特徴なのかもしれませんが、自分たちの活動に対して、決して通貨などで表されるような価値で評価して欲しいと思っている人ばかりではないように私は感じています。

# オープンソースソフトウェアの開発者などに通ずる
# モチベーションで動いている人が多いように思えます。


たとえば sheila さんがやられているような情報の収集・分析の活動に対して、sheila さんが評価を得たいとしたらどういった形がよいと考えますか?

(もしくは、他人からの評価はまったく考えていないというのもあるかもしれませんがw)

---------------

為替レートの件は、おっしゃるとおりですよね。
ただ、その仕組みを越えた下げ圧力が発生することも今度もしかするとあるかもしれない、ということが言いたかっただけです。

---------------

プライベートSIMの初期費用値下げは、一度キャンセルになったというところまでしか私は追えてませんでした(笑)
結局1,000US$になってたんですね。
2008-05-31 19:35:02 by GOTTi

5
GOTTiさま、コメントありがとうございます。

>たとえば sheila さんがやられているような情報の収集・分析の活動に対して、sheila さんが評価を得たいとしたらどういった形がよいと考えますか?

自己満足でやっているところがありますけれど、もし評価してもらえるのなら、やはり、お金でしょうか。結構必要度が高いので。w

>ただ、その仕組みを越えた下げ圧力が発生することも今度もしかするとあるかもしれない、ということが言いたかっただけです。

仰るとおりだと思います。LL社の為替安定努力にも限界があるとは思います。
2008-06-01 07:15:24 by sheila6225 Allen

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